中学武道必修化への取り組み

これまでの経過

 2016年9月より、当連盟は県教育委員会や市町村教育委員会に対して少林寺拳法の授業実施に向けた提案を行ってきました。そして、2019年8月、県教育委員会の協力を頂き「体育課題解決研修会」を開催し、県内中学校教員の先生方に少林寺拳法の模擬授業や指導展開についてご説明させて頂きました。
 その後、県内2校において保健体育授業で少林寺拳法を採択頂いております。

授業内容(例)

(1)突き・蹴りにつなげる動きづくり
  武道の動作習得を、ゲーム(ちょっとした遊び)からはじめることで、武道経験のない生徒たちも取り組みやすいです。
(2)武道を学ぶ意味について考える
  これまで習った武道(剣道や相撲道等)も含めて日本発祥の武道に共通する部分を学びます。 
(3)共に上手になるための武道
  学校教職員も生徒たちと一緒に修練しつつ、共に上手になるために必要な関係性づくりや、やる気が出てきます。
(4)普段の生活でも実践する礼儀作法
  脚下照顧を始めとする礼儀作法を武道の授業で知る だけでなく、自分たちが日常生活に役立てることが本 当のマナーUPにつながります。

実施校

◎2023年度
 日高村佐川町学校組合立加茂中学校,南国市立香南中学校,南国市立鳶ヶ池中学校

◎2022年度
 日高村佐川町学校組合立加茂中学校,南国市立香南中学校,南国市立鳶ヶ池中学校

◎2021年度
 日高村佐川町学校組合立加茂中学校,南国市立香南中学校

◎2020年度
 日高村佐川町学校組合立加茂中学校,南国市立香南中学校

◎2019年度
 日高村佐川町学校組合立加茂中学校,南国市立香南中学校

◎その他
 これまでに高知中央高等学校や龍馬看護ふくし専門学校の授業でも、少林寺拳法授業を実施したことがあります。現在では、高知中央高等学校普通科公務員コースで正課授業として採択頂いています。

授業実施をご検討中の学校関係者様へ

 高知県少林寺拳法連盟では、少林寺拳法授業(1回~複数回)を実施してみたいという学校様へ授業案をご説明させて頂きます。是非一度、当連盟事務局までご相談ください。